ネットワークプログラマビリティ
APモデルごとのオーバーライド
ミストでは無線ネットワークを構成するときのここのエクスペリエンスを向上させるために、カスタマイズ性を常に強化しています。今週は、RRM及びRFテンプレート設定におけるAPモデル固有の上書き可能な設定についてご紹介します。モデル固有のオーバーライドを使用すると、各APモデル(AP41、AP21、AP61など)に固有の設定を構成できます。APの種類ごとに指定の無線設定を使用することで、サイトをより細かく制御できます。ユースケースの例としては、すべての屋外AP61をより高い電飾レベルに設定し、屋内AP41を4分の1に近い場合はより低い電力に設定することが考えられます。
Network > Radio Management にて、Radio Setting の設定を行うときに、APモデルをドロップダウンリストから選択します。デフォルトの設定のままですと、すべてのAPモデルにRadioの設定が適用されるようになります。
一度あなたの設定が保存されると、ドロップダウンリストからAPモデルにモデル固有の上書きが適用されているか確認できます。緑の点は、そのAPモデルの特定の設定を示します。
上書きを削除するには、削除したいAPのモデルの設定ページを開きます。特定のモデルの設定を削除するには、 Removing Override を選択します。これは他のAPモデルの設定に影響はございません。
RFテンプレートを設定するとき (Organization > RF Templates)、同じモデルの固有のオーバーライドを適用できます。APモデルの設定は2.4Gと5GのRadioの双方で可能となります。
オペレーションの簡素化
スタティックDNSブロックイベント
WLANでStaticDNSを含む特定の種類の接続をブロックする設定が可能です。これを行うと、ネットワークに接続したときにDNSサーバーを強制的に通過させることができます。これで、デバイスから設定されたStaticDNSに接続しようとしているクライアントの失敗イベントを確認できます。 Monitor > Insights のAPまたはクライアントのページに、我々は“Blocked: Static DNS Address” としてこれらの失敗を表示します。
Network > WLANs で、 No Static IP Devices を選択すると、 No Static DNS Devices のオプションが表示される。 双方にチェックを入れてWLANでスタティックIPとDNSのブロックを設定する。
Monitor > Insights で、失敗したイベントとして見れます。これはAP または クライアントのインサイトページにて確認可能です。
Audit Log の機能改善 (API)
Organizationに変更を加えるユーザのためにユーザエージェントを公開するための新しいフィールドを追加することで、Audit Log機能を改善しています。ユーザエージェントの情報には、使用されているブラウザ、デバイスの種類(Mac/PC/モバイル)、 及びPython Requestなどのスクリプトを使用したアクセスが含まれます。 現時点では、このAudit LogフィールドはAPIを使用した場合にのみ表示され、user_agentとして表示されます。
"results": [
{
"timestamp": 1553568538,
"site_id": null,
"org_id": "62f5b975-7dd5-4312-b465-29c758ab302b",
"admin_id": "defccb7a-4156-40bf-a4or-182b5b1c98a5",
"src_ip": "74.91.125.102",
"admin_name": "Jonathan jonathan@mistsys.com jonathan@mistsys.com",
"user_agent": "Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_14_0) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/72.0.3626.121 Safari/537.36",
"deviceprofile_id": "None",
"message": "Delete Device Profile \"3/25 profile\"",
"id": "2a2c2629-46ca-4554-c383-95a1473b0839"
}
Marvis ― 仮想ネットワークアシスタント
メインメニューアクセス
以前のリリースノートに記載したように、Marvisはより簡単にアクセスするためにメインメニューのサイドバー上に載りました。
開始するにはMarvisボタンをクリックします。クイッククエリーにはMarvisヘッダーボタンを使用します。
RF ステータスサマリー
Marvisのサマリーボックスを使用すると、特定の種類の問題のステータスインジケータを表示して、サイトの全体的な状態を把握することができます。これにお客様のサイトで発生したRFの問題に対する追加のボックスが含まれました。これにはカバレッジとキャパシティの問題が含まれます。ボックスの色は問題の程度に対応していますが、ボックスの上にカーソルを合わせると、失敗の正確な割合がわかります。
不具合の修正 ➖ “List Clients”の結果
”List Clients“のクエリー結果の“next page”で正しく読み込まれなかった問題を修正しました。このページ数機能は現在正しく読み込まれ、Marvisの結果をすべてのページ見ることができます。